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| 菊 |
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はじめまして。 |


山岸はんとワシ。と、その他大勢。
あ、キャプションつけてもうた |
| 山岸 |
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あ、菊池さーん。どーもー。私、写真展示してる人なんですけど。 |
| 菊 |
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知っとります。ずいぶんゴキゲンやなぁ。 |
| 山岸 |
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やだ、そんなことないですよ。 |
| 菊 |
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酔っぱらってるかどうかはさておき、写真、カッコええです。 |
| 山岸 |
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ありがとうございます。これは銀塩、シルバープリントなんですよ。 |
| 菊 |
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銀塩? |
| 山岸 |
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ええ。最近は写真といえばデジタルのものが多いんでしょうけど、私はこの銀塩の黒と白が好きなの。で、印画紙にプリントして・・・あ、印画紙って言葉、もう死語かなぁ。 |
| 菊 |
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いや、ワシも多分(汗)聞いたことあります。 |
| 山岸 |
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印画紙にもいろいろあるんですけど、今回は半光沢のものを使いました。とにかく私、モノクロをやりたい!と思って写真を始めたんですよ。私が写真を始めたころは(遠い目をする山岸はん)カラーをやるか、モノクロをやるか、って感じだったんですけどね・・・。昔は本当に「プリンターになりたい!」って思ってました。 |
| 菊 |
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へ?プリンター? |
| 山岸 |
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あ、機械のプリンターじゃなくて(笑)。昔は職業としてモノクロ写真を焼く(現像する)人がいて、そういう人にすごく憧れてたの。 |
| 菊 |
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じゃ、今回も自分で焼いたん? |
| 山岸 |
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もちろん!というか、みんな普通にやることだったんですよ。って、こんなこと言うと古典的って言われるんだろうなぁ。 |
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| 菊 |
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ところでなんで「untitled」なん? |
| 山岸 |
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あ、それは、キャプション(写真の説明文)が好きじゃないんですよ。文字で写真の説明なんかしたくないし。言葉なんて抜きにして、見た人が写真から何かを感じてもらえればいいと思いません? |
| 菊 |
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ふむふむ。そのあたり、ひょっとしてモノクロへのこだわりとなにか通じとるん? |
| 山岸 |
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うーん、そうですね・・・。モノクロと対比してカラーの情報って何なのかを考えると、とにかく情報過多じゃないですか。言葉で写真の説明をしちゃうのも同じようなことかもしれない。 |
| 菊 |
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ワシ写真のことようわからんけど、今回の展示を見て、「骨太」ちゅうか「まっすぐ」って感じしたなぁ。あと手触りっちゅうか、独特の質感があるように思うんやけど。 |
| 山岸 |
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そう言ってもらえるとうれしいよーん。そうそうモノクロって、白と黒の2色ってわけじゃないんですよ。白から黒に至るまでに何段階もトーンがあるの。 |
| 菊 |
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ほほぅ・・・。 |
| 山岸 |
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そういった微妙な加減も含めて、オートマチックじゃなくてマニュアル的な、手仕事的なことが私は好きなんですよね。今回マスターから「好きなようにやっていい」って言われて実際やってみて、「自分がやりたかったことってこれだったんだ〜!」って再確認させてもらった感じ。・・・ってことは、やりたかったことを忘れてたのかも・・・悲しいよぉ。 |
| 菊 |
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ま、ま、そんなこと言わんと。ほな、カッコええ写真眺めながら飲みなおしまひょ。 |