| 菊 |
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いらっしゃい。ワシ菊池です。 |
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| 太田 |
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あ、どうも。 |
| 菊 |
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あんなぁ、写真見てワシちょっとひとりでムフフってしとるんやけど。 |
| 太田 |
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え?ムフフって?あ、いやらしいってことですか?基本的には見てる人が自由に感じてもらえればいいんですけど。 |
| 菊 |
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そういやポストカードに「ただはだかがすき」ってあんねんけど、そうなん? |
| 太田 |
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あー、男なら誰でもそうでしょう。僕ははだかが好きだから撮ってる、好きだから展示してる、それだけです。 |
| 菊 |
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ふぅ〜ん。でも雑誌とかのはだかの写真とは印象違うやん。モノクロで影があって触ってみたくな・・・いやそ〜やなくて、ちょっと芸術ぽいっちゅうか。 |
| 太田 |
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そういうふうに誤解(笑)してもらえるとうれしいですね。やっぱりモデルの顔を出したりすると何かストレートでいやらしくなっちゃうんですよ。ぼくとしては、アートでもエッチでもなく、ただ「ぽっかりそこに浮かんでる」という感じの写真にしたかった。
う〜ん、アラーキーはやっぱりすごいなあ。だってストレートなのに全然いやらしくないんだもん。 |
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| 菊 |
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ところでひょっとすると、おしりの真上から撮ったり体の上にのっかったりして撮ってはるん? |
| 太田 |
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ええそうですよ。(しばし間 のち)うわぁ・・・!ヌード撮ってるとこ人に見られたくない〜〜 |
| 菊 |
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まあまあ誰も見ぃひんて。ところで今回のモデルさんは一人? |
| 太田 |
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いえ、二人。そのうちの一人の女の子もアラーキー好きで、その子とは事前にどんな写真がいいか話し合ったんですよ。で、「俺を誘惑しろ」と。 |
| 菊 |
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・・・ゆうわく?(・・・ちょっとうらやましい菊池) |
| 太田 |
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そう。いやもう誘惑に耐えながら撮りましたね。 |
| 菊 |
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・・・やっぱり写真撮りはるとこ見てみたいわ。 |
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| 菊 |
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写真を始めたのはいつごろ? |
| 太田 |
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一番最初にシャッターを押したのは小学4年生だったかな。自分専用のカメラを持っていて、田舎の町並みとか犬とか撮ってたの。 |
| 菊 |
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学生のときはクラブとか部活で? |
| 太田 |
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あ、ぼくそういうの嫌いだから一人でやってたね。普通に友達とかガールフレンドを撮ったり。 |
| 菊 |
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これからはどんなヌード写真撮っていきたいん? |
| 太田 |
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外で撮れたらいいねえ。時々雑誌で見るみたいに、ビルとビルの間にヌードの女性がいて、その奥に普通に道を歩いている人がいるっていうのとか。ああいうおもしろいことできたらいいなあ。 |
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| 太田 |
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(突然)いやぁ〜聞かれるのって照れるなあ。前に地方新聞の取材を受けたことがあったんだけど、そのときも服を一枚一枚脱がされるようで。それが快感だったりもするんだけど(笑) |
| 菊 |
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もしかしてヌードを撮りたいだけじゃなくて「撮られたい願望」も? |
| 太田 |
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あるのかもしれない・・・。どっちみちカメラマンって、自分を見せたいとか自意識強いもんだから、そういう表れなのかも。 |
| 菊 |
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ポストカードの文章がなんやちょっとひねってあって、というかあまのじゃくっぽい感じするんやけど。それも見せたい願望? |
| 太田 |
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矛盾するみたいだけど、自分の撮ったものを見せるのって恥ずかしいじゃない。だからその言い訳みたいなものかな。でもこうやって客観的に自分の写真見てみると、なんかいいね。
あ、ヌードを撮られたい方、綺麗に撮る自信はありますのでご一報を。ただし女性限定です。 |